華麗なる山ヤのあしあと

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zoom RSS 沢登り@冠山 シタ谷

<<   作成日時 : 2007/06/23 10:36   >>

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梅雨の一日休みを突くようにRight&Fastで奥美濃は冠山のシタ谷へ沢登り行く

メンバーはakiさん、すーさん、IHさんとカジタニの四人。 
沢登り強力パーティで挑みます!カジタニ以外・・・

シタ谷は上部にある25mの冠滝の直登が大核心。
ネットの記録によるとハーケン、小さ目のキャメロット、ナッツを使って登ったとのこと。
冠滝のほかにも7mクラスの滝が2,3あり、高巻きを強いられているそうだ。

車二台で向かい、一台を下山口の冠峠にデポします。
峠道がグニャグニャで、柄にも無く?車に酔っちゃいました。
登る前からテンション!大丈夫ですか?

入渓前の打ち合わせ♪
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赤ヘル:akiさん、黄ヘル:IHさん、タオル:すーさん  ・・・タオル???
もー、やばいっす!何がって?車酔いじゃなくてこれから始まる遡行が楽しみで!Right&Fastの御三家とですよ!わくわく、ドキドキで、もー頭がぐるぐるテンション!テンション!ロアーダウン!ハイテンション!

出だしはのどかですカジタニの心中とは裏腹に
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本当に冠山(1256m)まで詰めるのですか?

いよいよ攀じりはじめてきました
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カモシカのガイコッツ
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7mの滝を直登フリーソロ
ちょっと寝た感じの垂壁、出だしちょっといやらしいかった。
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IHさん登攀中

7mの滝を直登第二弾今度はオケツから
こんどはスラブを登る 苔コケ&ツルツルのホールド・スタンスは数字で表せない難しさです。
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本日のめいんディッシュ!!!冠滝とすーさん
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向かって右側奥にクラックが走っているのでそこにカムをぶち込む感じです。
斜度も見た目より寝ていて、ホールドもそこそこある感じ。
でもツルツル
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滝の前で分担して担いできた60mダブルロープやギアを広げ、「誰が行くの?」とみんなが聞いてきた。
「じゃ、僕が・・・」と言ったらakiさんが怪訝そうな顔で「カジタニが行くのか?」と。
なんかまずいこと言っちゃったかなぁ

#2以下のキャメロットを中心に小さ目のカムとナッツ、ハーケンを数枚持って登攀開始。
ビレイヤーはakiさんです。 よろしくお願いします。
出だしはこまめにキャメロットで支点をとる。
3個目の支点でマイクロキャメロット#1を入れるも、テスティングするとポロッ・・・
#0にしてもいまいち微妙・・・
そのまま登り続けたら下から大声が上がる。
振り向くとマイクロキャメロット#0が外れて落ちてった・・・
しかし不思議なことに心配よりもすぐさま手を振って「大丈夫!」のサインを送っていた。
間髪入れずリカバーでキャメロットをぶち込む。
緑の#0.75キャメロットをぶち込み、左足を滝のすぐ真横に出して体重をかけた。
その瞬間左足がつるっと滑って落ちる!!!

ふと顔を見上げる。
さっきぶち込んだ緑の#0.75キャメロットがスローモーションで遠ざかっている。
「あー、止まるよねー」
と他人事のように思った次の瞬間、体に軽い衝撃が走る。
「止まったー」
すぐさま手を振ってビレイヤーに「大丈夫!」のサインを送る。大丈夫じゃないだろ
1.5m程登り返して、さっき滑ったところも慎重に通過。
落ちたことによる恐怖感は湧き上がってこなかった。
むしろ落ちた時の足の感覚を覚えることが出来て、スタンスの判断の精度が上がった感じ。

滝を抜けて終わったーと思ったら、まだまだ気が抜けない。
二段目の滝が間髪いれずに続き、そのすぐ横をトラバース。
バランスを崩さないように体勢維持したまま次のホールド・スタンスを探す。
指がかかりそうと見た目で判断したら、そろりと手をお伸ばし、コケや泥をかき出す。
かき出したら、指をかけて、体重かけるを数回繰り返すと、今度はランナウトしていることに気がつく。
その場でコケや泥を落として支点を取れるところを探すか、それとも先に進めばあるか・・・
と駆け引きをしていたら目の前に先人が打ったハーケンが・・・
残置無視のスタイルを追及するよりもまずはさっさと通過することが最優先。
躊躇せずヌンチャクをかける。

屈曲している為ロープの流れが悪くなってきた。
滝の終わりまであと3mのところで上に顕著なクラックが走り出したので、登り上げる。
キャメロット#2をぶち込み、ふと前を見るとスタンスが見当たらない。
頼みのクラックはどんどん上に上がって消えている・・・
下の滝を見ると傾斜はかなり落ちて、滝の中を進めそうだ・・・
クライムダウンして滝に入ったほうが楽かなぁ・・・
後ろを振り返るとそこそこの距離をランナウト・・・
クライムダウンの最中に落ちたら確実に滝に激突して流されるな・・・

ここまで来たら突入のみ!
土をかき出し、少しでもスタンスの状態を良くする。
幸い草付も出てきたので、できる限り指を茎や根に絡める。
スタティックな体重移動を数回繰り返した後、やっと乾いた岩にしがみつく。
柄にも無く唸り声を上げてロープを腰で引っ張り上げ、やっと安全なところに登り上げる。
確保支点をチョックストーンで取り、下の皆さんに腕で丸のサインを出して笛で合図を送る。
メインディッシュをたらい上げた!!!
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冠滝上部から見下ろす

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フォローでakiさん登攀 下部ですーさん、IHさん待機

先輩方が次々登ってきてねぎらいを受けました。
akiさんと拳を突き当て「ナイスクライミング!」 今度はRPを狙います
後ろで大先輩の皆さんが控えていたお陰で、目の前のクライミングに集中することが出来ました。
不確定要素が多いこの手の登攀は、些細なことや直接登攀に関係ないことをどれだけ排除して登攀に集中できるかにかかっていると思います。
おいしいところを持っていった感じかもしれませんが、ひとえに先輩方が共に行動してくださったお陰で成し得ることが出来ました。 ありがとうございました。

使用したギアはキャメロット#2,#0.75x2,#0.5,#0.4,#0.3 (残置ハーケン3箇所使用)

興奮が冷め止まぬうちに藪漕ぎに突入。IHさん飛ばしすぎです
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左からすーさん、akiさん

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登り上げた冠平。(写真右から登ってきました)
ニッコウキスゲ黄色のお花が咲き誇ってました。
花と緑のハイキングの世界に、岩と滝の登攀の世界のいでたちで飛び込む。
場違いなとはこのことです。
標準コースタイム6時間のところを5時間で登破。まさにRight&Fast!

冠山で記念写真♪
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車をデポした冠峠までのんびり下山です。
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コースタイム
入渓(0747)-5m滝フリーソロ(0945)-5m滝フリーソロ2回目(1022)-冠滝(1030/1140)-冠平(1250)-冠山(1310)-冠峠(1400)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れ様。
良い仲間がいることで、どんな状況でも楽しむことが出来るんだね。今の環境がすばらしい山行に繋がるはず、あとはカジタニ君次第だよ。
ホッサ
2007/06/24 10:31
>ホッサン
今の環境があるのは千載一遇のチャンスと思って、これからもいろんな山行に挑んでいきたいと思います。
カジタニ
2007/06/25 01:10
楽しい山でしたね〜(^O^)しっかしぃカジタニは、ホント強くなったなぁp(^^)q
aki
2007/06/25 05:06
>akiさん
沢登りに手を出して3年目にして、理想の沢登りを実現することができました。
これからもどんどん追求していきたいです。
よろしくお願いいたします。
カジタニ
2007/06/28 00:10

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