鳳来ガンコ 木漏れ日を浴びて

akiさんに無理をお願いして、鳳来ガンコ岩に付き合ってもらう。

今日はかねてから狙っていたルート「木漏れ日を浴びて」(5.12a/b)をさわりにいく。
初めての外岩の12台なので、行きの車中は緊張気味。
会話の声も、控えめで声も小さめ。
抜けれるかどうかわからないが、抜けられると思う、と根拠のない自信を持つのが精一杯。

0830 駐車場。残り二台のところで滑り込み。
今日のガンコ岩は学生さんの3人組と、いつも東京から単独できているHNさんだけだった。

かんたんでアップしようとするも、学生さんがたがはまっていたので、講習会ルートでアップ。
タップダンサーにすればよかったと後で後悔する。

・早速一便目
出だしはいきなりかぶりで、アンダーからスタートして、離れたガバをデッド気味に取りに行くのがスタート。
取ったはいいがそこから次の手が出ず・・・ orz
ムーブがわからず、沈黙。
しかし、今日は木漏れ日を登ったakiさんからはヒントをもらわないと宣言したので、自分で考えることにする。

・長考ののち二便目
長考中に目星をつけていたホールドが、実際に触ってみたらかかりが甘かった。
長考の意味なし、時間が無駄と化する。 orz
探っているうちに、身体が上がる姿勢を発見。
そして次の離れた左上のガバに取りにいく体勢ができる。
が、何回やっても届かず、ガンガン落ちる。
話に聞いていた木漏れ日のボルダームーブ。
腕が張ってきたので休憩・・・ アップ不足・・・

プリクリップしてしまったので、上に抜けられないとヌンチャクを残置・・・
画像

根拠のない自信はあっさり崩され、不安がよぎってきた。

・靴をジム用のイボルブ・アグロに替えて三便目
出だしのボルダームーブはしっかり踏み込んで一発で通過!
ガバのトラバースをして、やっと2ピン目をかける。
3ピン目へ向かう直上のところで何度もムーブを探る。
キョンで中継をかまして伸び上がって左手で取りに行くことで解決。
4ピン目、5ピン目は平凡。 ただし浪費しないようにしなくてはならない。
5ピン目からが最後の核心。
人によって攻略ムーブがさまざま。一番右にあるガバポッケまでどうつなげるかがカギ。
ここでも探る。そして何度も激落ち。
とりあえずクロスムーブで解いてみる。
画像


最後の6ピン目のヌンチャクをかける。ここらへんはガバばかりだが、最後でよれているので、しんどい。右のカンテを回りこんで終了点をクリップすることにする。
やった!抜けた。

抜けたと言う事実よりも、自分でムーブを解決した事実の方がうれしかった。
かねてから登りたかったルートだったので、うれしさはひとしお。
本当にいいルートだなぁと、しみじみ感じた。
出だしにアクセントがあるけど、全体的に強度があるルートです。
傾斜は鬼石よりも寝ていますが、足裁きが重要になってきます。

・お昼を食べて四便目
出だしのボルダームーブは確実に決められる制度に到達。
2-3ピン目のキョンムーブは一発で出ず。
5ピン目をかけるときのガバホールドを見落とす。これが無いとかけられない!
5-6ピン目のところで何度も激落ち。
画像

困った時は足を見ろ、ということで足場を探る。
クロスムーブではなく、左を送ることで取りに行くことにする。
が、よれよれで抜けずに降ろしてもらう。

・五便目
やっぱり5-6ピン目のところで何度も激落ち。
なんとか6ピン目をクリップして、終了点まで抜ける。
つなげるのは非常に大変だ。でも可能性がある限り頑張っていこう。

akiさんとアルパインを最終目標に考えた時の、フリーのルートの取り組み方・向き合い方についていろいろ話をする。
フリーだけを楽しむのであれば、ムーブは人から聞いて、さっさと終わらせて数こなしていくのが効率的だし、それはそれで間違いだとは思わない。
しかし、アルパインは基本的にオンサイトトライであり、人に聞こうにもビレイヤーは岩陰に隠れていたり、距離が離れていたり、風が強かったりと人に聞くことができない。 と、なるとムーブを自分だけで考えなくてはならない。 だから比較的安全が確保され、反復練習できるフリーのルートでは、ムーブを考える練習(ムーブの引出しを開ける練習)をするべきだと思う、アルパインを念頭に置くなら。

フリーとアルパインは違うものか?と言う命題はたまに出てくるが、岩に対峙する事では同じとだと思う。 が、一方ではっきり言うことは難しいけど、方法論とか考え方はやっぱり違うと思う。

・日が暮れかけて六便目
よれてしまって回収不能という最悪の事態を念頭において、各クリップを終えたら強制的にテンションを入れることにする。
ただし、テンションは各一回までで、ハングドック無し、すぐに出て、各ムーブを一発で決めるという限定をつける。
メリハリをつけて、各ムーブを一発で決め、無事に回収終了。今日は5テンで抜けたことになる。

学生のパーティは既に帰宅。HNさんも泊まりだけど、早めに退散していた。

ラテをつけて下山。

帰りの車中は緊張が解けたのか、会話が弾む。
アイスのこと、冬山のこと、正月のこと、Right&Fastのこと、といっぱいakiさんと話す。

帰りに春日井の中華料理屋でギョーザをたくさん食べる。 激ウマです。

羽黒で解散して、家に帰ってビール呑みながら、小島よしおを見る。

ガンコまで付き合っていただきました、akiさんにこの場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

aki
2007年11月19日 09:27
行った甲斐があったよ。クライミングに対する考え方はさまざまだが、アルパイン(非スポーツ)クライミングにおいて、上を目指すなら自分で発想し、死にたくなければ自分で解決するコトを習慣づけるのは大切だと思う。
カジタニ
2007年11月20日 00:33
>akiさん
先日はお疲れ様でした。
お陰様でとても有意義なクライミングができました。

この記事へのトラックバック