Ground Up
11月2日、錫杖に新しいラインが誕生した。
Right&Fastのakiさんがかねてより開拓に取り組んでいたラインが、Right&Fastのエースクライマー犬歯さんによって初登。
ルート名は "Ground Up"
名前のとおり下から登りながら開拓するスタイル、グランド・アップで拓かれた。
そして登攀スタイルは、オールフリー&ナチュプロという今風そのもの。
現在で考えられる最もスッキリとした、完全なスタイルだと思う。
グランド・アップ・・・それはまたトラッドでもある。
トラッドとは?の問いに
「不確定要素かな」
と答えた外国のクライマーがいた。
そのルートの開拓作業はまさに不確定要素そのもの。
夏にお手伝いにお供した時、akiさんの奮闘する姿はまさに不確定要素との戦いだった。
残置を無視するのではなく、残置が無いところを登る。
それは、今まで誰も登ったことが無い岩を登ることであり、
どんな手段を使ってでも登れる保証が無い岩を登る。
ナチュプロがとれなくなってしまうのでは・・・
ラインを誤ってしまっているのでは・・・
一旦登り出したら、不意の理由で退却するとなるとそれは一大事・・・
それ以上に言葉で表現しきれない、さまざまな葛藤みたいなものが、トラッドなのかな・・・
と後からビレイをしていて、思いました。
手伝いと言っても、akiさんが求めるレベルには全く応えられませんでしたが、手伝いを通してクライミングの領域を超えた、なんというか、広い目で登攀技術に触れることができたんじゃないかな、と思います。 本当に貴重な体験でした。声をかけてくださったakiさんに感謝します。
ラインを完成したと言う知らせをブログでみた時は、正直ホッとしました。 そして Ground Up の文字を会社の昼休みに携帯で見たときは鳥肌が立ちました。
そんなすばらしいRight&Fastのメンバーに刺激を受けつつ、焦りを感じつつも、今自分ができる事(練習)を着実にこなしていこうと思う。
Ground Upの記録
Ground Up 速報
その2
その3
犬歯さんの記録
あとがき
おまけ
お手伝いその1
お手伝いその2
Right&Fastのakiさんがかねてより開拓に取り組んでいたラインが、Right&Fastのエースクライマー犬歯さんによって初登。
ルート名は "Ground Up"
名前のとおり下から登りながら開拓するスタイル、グランド・アップで拓かれた。
そして登攀スタイルは、オールフリー&ナチュプロという今風そのもの。
現在で考えられる最もスッキリとした、完全なスタイルだと思う。
グランド・アップ・・・それはまたトラッドでもある。
トラッドとは?の問いに
「不確定要素かな」
と答えた外国のクライマーがいた。
そのルートの開拓作業はまさに不確定要素そのもの。
夏にお手伝いにお供した時、akiさんの奮闘する姿はまさに不確定要素との戦いだった。
残置を無視するのではなく、残置が無いところを登る。
それは、今まで誰も登ったことが無い岩を登ることであり、
どんな手段を使ってでも登れる保証が無い岩を登る。
ナチュプロがとれなくなってしまうのでは・・・
ラインを誤ってしまっているのでは・・・
一旦登り出したら、不意の理由で退却するとなるとそれは一大事・・・
それ以上に言葉で表現しきれない、さまざまな葛藤みたいなものが、トラッドなのかな・・・
と後からビレイをしていて、思いました。
手伝いと言っても、akiさんが求めるレベルには全く応えられませんでしたが、手伝いを通してクライミングの領域を超えた、なんというか、広い目で登攀技術に触れることができたんじゃないかな、と思います。 本当に貴重な体験でした。声をかけてくださったakiさんに感謝します。
ラインを完成したと言う知らせをブログでみた時は、正直ホッとしました。 そして Ground Up の文字を会社の昼休みに携帯で見たときは鳥肌が立ちました。
そんなすばらしいRight&Fastのメンバーに刺激を受けつつ、焦りを感じつつも、今自分ができる事(練習)を着実にこなしていこうと思う。
Ground Upの記録
Ground Up 速報
その2
その3
犬歯さんの記録
あとがき
おまけ
お手伝いその1
お手伝いその2
この記事へのコメント
春にはスッキリと。
あのクラックは登りたいです。