錫杖一日目 整備&整理

Right&Fastのakiさんと土日で錫杖へ行く。

泊まりです。
沢屋スタイルを気取ってフライだけ張ります。間違えて本体の代わりに冬用外張りを持ってきただけなんだけど。
今回錫杖はちょっと意味合いが特別。一日目に左方カンテの支点整備と残置物の整理を行います。

ロクスノ33号の「残置は必要なのか?」の対談から影響を受け、akiさんの「錫杖で最も登られている左方カンテの残置を整理して、一石を投じてみよう」という音頭で、実行。

ロクスノ33号の対談は、雲の上の存在のクライマーによるものだったので、正直言って対談読んでも他人事という感じだった、その当時は。 でもこうして事を起こす側になってみると、残置の問題が身近なものになってくる。
また、いろんな人によく登られる人気ルートで問題提起することで、自分達だけではなく、いろんな人が身近な問題として感じてくれるのではないか?と。

ハンマードリル担いで錫杖に入りました。それ以外にもキャメロット1セット、エイリアンやらナッツやら、テントやらロープやらで25kgは越えていたか。 アプローチでハンマードリルの重さにシビレル今日この頃。

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渡渉は計画的に・・・

本日の左方カンテには2パーティーが取り付いていました。
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作業内容は下記の通りです。
【ビレイ点の整備】
・1ピッチ目の終了点
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立木が終了点でしたが、ハンガーを二本打ってビレイ点としました。

・2ピッチ目の終了点
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リングボルトの支点を
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二本のハンガーに打ち変えました。

・6ピッチ目の終了点
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大テラスに上がったところの支点も打ち変えて、古い支点を撤去しました。(上:新しい支点、下:古い支点)

・大テラスの懸垂下降の支点
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立木を支点にしていましたが、
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新たにハンガーを打ち(右)、そこを支点にしました。立木のスリングはすべて撤去。

・7ピッチ目の終了点
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もともと1本のハンガーに3本のリングボルトがありました。(真ん中のハンガーと、右の青スリングのリングボルト)
新たに1本のハンガー(左上)を打ち足し、古いリングボルトはすべて撤去しました。

あと「注文の多い料理店」の4ピッチ目の終了点も打ち変えました。
去年の夏に3ピッチ目まで打ち変えましたので、これでこのルートの終了点はすべてハンガーボルトになります。
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左手前:リングボルトの古い支点、右奥:ハンガーボルトの新しい支点。
ここの岩は特に硬く、ハンマードリルでも途中から穴が開かなくなり、1箇所無駄打ちしてしまいました。
※一本真新しいリングボルトがありましたが、手打ちしたクライマーに敬意を表してあえて残してあります。

【残置の整理】
・古くなった中間支点(ハーケン・リングボルト類)の整理
→1ピッチ目・2ピッチ目・4ピッチ目・5ピッチ目・7ピッチ目
・残置スリングの撤去
→全ピッチ
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撤去前
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撤去後

作業を振り返ってみると、ハーケンやリングボルトよりも、残置スリングの量が予想以上に多くてびっくり。
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比較のため左上にプリムスのガス缶を置いてあります。
とてもすっきりとしたルートになったと思います。

なお、トポにあるA0やA1の人工セクションになっている3ピッチ目、5ピッチ目、7ピッチ目は核心部はそのままに残してあります。 リングが伸びきったボルトなどあまりにも使用に耐えられそうにないものだけを撤去しました。
なので、今までどおり残置を使って登ることが出来ます。

作業を終えて錫杖沢出合のテントに戻ってきたのが、20時30分をまわってました。
が、自己満足かもしれませんが、充実感にあふれていました。 ビールも旨かった。

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